NPO法人森遊会

人と自然のコーディネーター 

ベンチはどこへ

高蔵山森林公園は、枯れた木や病気の木が多く子どもたちを元気に遊ばせるにはちょっと危険な箇所が多くあります。また、一般の大人の方の利用―特にご高齢の方の利用にも休む場所が少ないです。

もう6年前になりますが、公園山側の何カ所かに腰を下ろせるようベンチを作りました。それが2,3カ所壊れていました。どなたか板に私と同じ思いを記されています。

木を伐採するには、北九州市や森林組合の許可を取り、ベンチを作るために木の選別を行い、役所の方々と共に確認をしたうえで伐採し、そのまま1年間寝かせて、木の水分がなくなり、歪みや反りなどの心配がなくなってからベンチを作りました。まだ、道具も揃えられなかったためへたくそなベンチですが、散歩される方や山を登られる方には喜ばれています。3年がかりで作ったベンチを3年もしないうちに壊されました。

今、テングス病の桜や朽ちて倒れてしまうのでは?と思えるヤシャブシやアカメガシワの木があります。倒れたり折れたりした木は処理できますが、いつ倒れるかわからない木は許可がないと伐ることはできません。いくつかの関係先を回り、許可を得て、おまけに伐採してると警察に通報されるなんてことはあまりしたくありません。公園を利用される方は、木が倒れてきて、車がつぶれたり、人にぶつかってけがや死に至ることがないように気を付けてご利用ください。私たちの活動では、気をつけて危険な場所には近づかないようにしております。

以上、めったには車で行かなくなった管理人「いのさん」でした。

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