ヤマザクラ開花しました
とある会社のヤードの片隅にヤマザクラが一本。この木がまだ膝ぐらいの高さの頃は、まわりは草が繁る野原でユリや野菊など季節ごとの賑わいがありました。ユリが群生していた野原は赤いシャッターが目立つ大きな倉庫が建ち、黄色や白、赤などの花が咲き乱れていた草原は大きなワイヤーがとぐろを巻くヤードに変わってしまいました。
いまやトレーラーと肩を並べるくらいに育ったサクラ、その花がいつの間にか開花していました。傍らに腰を下ろし、空を見上げ目をつぶると、今でもひばりの声が聞こえ、黄色い花の群落が見えてくるようです。
以上、昼休みの夢がフェリーの汽笛にかき消される「いのさん」でした。